6.22.2012

人工、無能

言葉というものは、誰かが言った事、何かに書いてあった事のつぎはぎではないのか?
現に自分の言っている事は、どこかで聞いた事をそのまま喋っているだけだったりして。 テレビで誰かが言っていた事、ネットで誰かが書いていた事、本に書いてあった事。
だから自分の感情を言葉にするのが、あまり得意でないと感じる。どう思いましたか、と聞かれるのがけっこうつらい。
言語化する前の感情というのは現象のようなもので、ぐっと胸を圧迫するようなものであったり、顔が熱くなるようなものであったり、がんがん響く頭痛のようなものであったりする。 しかしそれを言葉に出来ない。 内なる現象を言語化する回路が育っていないのだと思う。
それか、たいして外界に興味を持てず、何も感じていないか。けっこう、「感じよう」とスイッチを入れなければ何も感じられないのかも知れない。それもわざとらしい生き物だな。と思う。
何も感じず、どこかの誰かの言葉をつぎはぎして喋る、なんて言うと、人工無能みたいだな。(厳密に言うとちょっと違うかも知れないけど)



初めて他人に褒められた絵の事をたまに思い出すが、その絵はもう無い。
魔女の宅急便の読書感想画であった。

先日までエスキースをしていた絵がまとまらず、いったん離れてみることにした。

本州の果てに行ってみたい。北の果ては何度か行っているので、南端に。




先日PCに取り込もうとしていたレコードは、「水星」なのだが、30日にデータでリリース決定したようで、レコード持ってる人は無料で音源をもらえるそうだ。
配線めんどくさいとか言って、やらないでいてよかったかも知れない。

2 件のコメント:

  1. 言葉というものは、誰かが言った事、何かに書いてあった事のつぎはぎ、、。すごい「気づき」だと思います。もしかしたら真実に近いかも、と思います。「感情を言葉にするのが、あまり得意でないと感じる」人の方が、感情を言葉にするのが得意な方(本当の意味で言葉にしようとしている方)だと、思います。

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    1. 遅レスすみません。
      本当に感じていることを言葉にしてしまったら、「えっ何言っちゃってんの馬鹿じゃないの」って言われるかも知れないのもまた怖いものです。
      言葉にするというのは本当に重いことです。

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