細道、時計店

たまに通る道が雪でぐしゃぐしゃになっていたので、進むのもなんか億劫、つって立ち止まっていたら脇に入る細道があった。だいたいあそこに出る道だろうって分かっていたけれど、細道を見つけると入らずにいられないのであった。案の定知っている「あそこ」に出たのだけれども。

数日前時計が動かなくなった。ドイツの、戦前のデザインを復刻した時計で、大変気に入っていたのでショック。まあ電池かな、と思って、近所の時計屋さんに持って行って電池交換をお願いしたら、また動き出したのでよかった。大変に。
時計屋のおじいさんは、大きい時計だね、って二回も言っていたが、大きい方が文字盤が見やすくて好きだ。男性用なのでちょっとゆるいのだけどね。
関係ないけれど、大人というものは、本や、時計や、靴を大事にするものだ、と、何の刷り込みか、そう思っていたので、そのような大人になった自分の、その部分だけは好きだ。パーマ失敗しちゃったから、髪形は好きじゃないし、デブだから、体も嫌いだけども。